2018.6.27

エアコンではない新しい選択

エアコンではない新しい選択

 

今年の夏は記録的な猛暑でしたね。

一日中エアコンを付けっぱなしという方もたくさんいらっしゃったと思います。

ただ、エアコンで冷房をした場合、あの冷たい空気が直接肌にあたって、すぐに冷房温度を調整したり、羽根の向きを変えたり、さらには自分の居場所を移動したりなんてことはなかったでしょうか?

他にも、エアコンの風で埃が部屋中に舞ったり、フィルターの掃除が面倒であったり、、、

でも夏場に家を涼しくできるのは、エアコンか扇風機くらいしか世の中には無いから仕方がない!

と私も数年前までは思っていました。

が、実はそうじゃないものがあるんです。

 
   


それが今回ご紹介する『光冷暖(ひかりれいだん)』なのです。

このパネルによって、家中どこでも冷房も暖房も可能です。

にわかに信じがたいですよね。

冷暖房の仕組みを解説する時によく例えるのが、「空気のない宇宙の遥か彼方に存在する太陽の熱(あたたかさ)を、地球にいる私たちが感じることができる現象と同じです。」という話です。

専門的に言うと、輻射(ふくしゃ)という現象です。

エアコンは部屋の空気を温めたり冷やしたりして、人間に快適さを与えようとする機械です。

一方の光冷暖は、輻射によって快適さを与えてくれる機械です。

想像してみてください。

夏、洞窟に行った時のひんやりしたあの空気感を。

冬、雲の合間から射した太陽がもたらすひだまりの心地よさを。

全て、輻射という現象で、私たちは気持ち良いと感じているのです。

 
   


この輻射という現象を最大限発揮するために、光冷暖を搭載した家では、壁や天井に専用の材料を使用することで、家中の隅々まで快適な温度環境を実現します。

実は、私の家でもこの光冷暖が大活躍。

「夏は北海道、冬は沖縄」。

暮らしてみての実感です。

輻射という冷暖房の方法なので、エアコンのような風が直接肌にあたることはありませんし、そもそもフィルターも存在しないので専門業者に定期的に清掃依頼をするなど、面倒で一生コストのかかる仕組みから解放されます。

光冷暖は、部屋に設置したパネルの中に冷水や温水を流す仕組みで、このパネルに動力は通っていないので、基本的に故障することはありません。この点も、壁にかかったエアコンの室内機が故障するリスクと比較した場合の光冷暖のメリットと言えるでしょう。

光冷暖の清掃方法としては、夏や冬の運転時期の月に一度程度、このパネルを洗剤とブラシを使って掃除します。洗剤は、そのまま水に流しても微生物で分解される環境にやさしい洗剤をご用意しております。

光冷暖の動力は、エアコンと同じ電気式ヒートポンプです。

エアコンの室外機と同じような機械を家の外に設置します。

30坪程度の2階建てであれば、パネルを1,2階にそれぞれ1台ずつ設置して、室外機を1台だけ設置します。

もし、エアコンが各部屋にあるような住宅の場合は、室外機が4台くらい設置されると思います。

室外機の数だけ、エアコンの方が電気代もかかるでしょうし、故障するリスクも数倍になるでしょう。

光冷暖の設置費用は、壁や天井に使う専用材料の値段も含めて、およそ軽自動車一台分ぐらい。

エアコン4台とかと比較すると、最初のコストはかかりますが、長いスパンで見た場合や日々実感する快適性の違いで考えた場合に、光冷暖の魅力を感じてくださる方々が年々増えています。

エヌテックでの設置事例も、新築住宅はもちろん、戸建ての改修物件、マンションの改修物件、

 
   


RC住宅の改修物件など、様々なケースでご採用いただいています。

 

お客様からは、「