空気がキレイな家とは
福山市で空気がキレイな健康住宅だけを建てているツカサ工務店の藤井祥司です。
なぜ、ツカサ工務店は「空気がキレイな家」しか建てないのか?
まずは「空気がキレイな家」とは?という所から確認していきましょう。
ツカサが建てている家は全てWB HOUSEです。
WB HOUSEとは、通気断熱WB工法で建てられた家のことです。
今、日本でいい家を建てる!といえば、その8割りが高断熱高気密の家で、断熱性能の高い省エネな家ということになるでしょう。
日本の家は、「枕草子」にあるように昔から夏を如何に涼しく過ごすか!に注力して建てられて来ました。
そして、その歴史からすると本当にごく最近ということになりますが、まだ100年前にもならないくらいで、日本人も「冬も暖かい家」に住みたい!となりました。
もちろん、冬も暖かい家はヒートショックなど健康面から考えても住環境として大切な事ですよね。
そこで、壁や天井などにシッカリ断熱材を充填して、ビニールクロスで隙間がない家を建てるぞ!となったわけです。これで高断熱高気密の家が出来ました。そして、確かに暖かい家にはなったんです。
しかし、残念ながら「暖かい家ができてよかった!」と喜んでばかりはいられませんでした。今時の家には、プラスチック製品など化学物質を含んだものが家に中にはたくさんあって、気密を高めることで、それらも含めて家の中に閉じ込めてしまったんです。
これによって、家の中の空気環境が悪くなってしまい、少し敏感な人は体調を崩してしまったのです。これがシックハウス症候群と言われる病気です。
そこで、国は慌てて「換気扇の義務化」という対応をしてきたというのが、近年の日本の家づくりの流れなんです。
そんな中で、この高気密高断熱の家では、家の柱や梁など木が呼吸できないので、家の躯体である木にとって良くない、木が呼吸できないと長持ちしない家になってしまう…と大工など木の家に携わってきた者は感じていたんです。
そんな大工たちの中で、長野の寺島今朝成棟梁が、作業場で実験棟を建てて作り上げたのがWB工法ででした。
木は呼吸しているので、空気に触れておくことが大事なんです。通気層があることで柱や梁などが空気に触れることができて、長持ちするんですね。
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